さよなら Cloud Silver. よろしく IE 100 PRO.
[買い替え理由]
・ヘッドバンド、イヤークッションの合成皮革の劣化
・メンテナンスが面倒
・髪が凹む
・夏場の暑さ
[性能比較]
HyperX Cloud Silver
インピーダンス60 Ω
周波数帯域 15 Hz - 25kHz
Sennheiser IE 100 PRO
インピーダンス20 Ω
周波数帯域 20 Hz - 18kHz
周波数帯域が狭くなっているが、そもそも人間が聞き取れる音は20 Hzから20kHzの間だと言われているからあんまり影響はない。というか過剰だったぐらい。周波数帯域よりもインピーダンスの方を気をつけるべき。最小音量にするにはYoutube等の音量を下げつつ、主音量も下げる必要がある。音質には大差がない。定位については左右に拳一つ分の空間が、前方には層が1枚増えた感覚。
SHURE掛けは慣れれば苦労しない。1ヶ月程度使用して音が馴染んできた。イヤモニのエイジングというよりは耳が音に慣れてきたような感じ。コードは後ろに回すのを推奨しているが前掛けの方が楽、個人的には前よりも後ろに回す方がコードが擦れる。
10巻 p.147
予てより流行に対して懐疑的で天邪鬼であったが、そのせいで損をしたと思ったことはなかった。だが、昨年欅坂46の "サイレントマジョリティー" を初めてちゃんと聴いた後、平手友梨奈のいる欅坂をもっとしっかりと見ておけばよかったと少し後悔した。欅坂46が流行っていた当時は、○○○48や○○坂46といった量産型のアイドルグループに辟易しており、ほとんど真面目に聴いていなかった。
櫻坂46として再始動した彼女らであるが、1期生の卒業が相次いでおり、世代交代が加速している。毛嫌いさえしなければ平手友梨奈がいた欅坂46を、そして1期生がいた櫻坂46をもっと追いかけることができたのに。
アイドルは儚いものであると再認識した。
ロックバンドも音楽性の違いや意欲の相違、メンバーの入れ替わりや解散などアイドルと同様に儚いものである。赤い公園は津野米咲がいなくなり解散、SILENT SIRENは活動休止、BiSHは2023年に解散することを表明した。
永遠のものと思わず、彼らが存在する今この時を大事にすること。推せる時に推しておけ。
音楽探究 401曲目
昨年から音楽をより楽しむために・新たな曲と出会うために、一日一曲、その曲の好きなところをノートに記録するようになった。この習慣は今日まで続いているので、少なくとも400曲は聴いて記録していることになる。
詞よりも曲派、メロディよりもリズム派であったが様々な曲を記録していくうちに、「歌詞も案外悪くないし、歌声も楽器の一種と捉えられるな」といった前向きな変化が起こり、音を分解して聴くようになったため、ストリングスやピアノが色んな曲に潜んでいるということも発見できた。結果的に音楽鑑賞の幅が物凄く広がった一年であった。
ずっと真夜中でいいのに。 "脳裏上のクラッカー" (2018)
Avril Lavigne "Rock N Roll" (2013) 他
チャットモンチー "恋の煙" (2006)
BiSH "My Landscape" (2017)
欅坂46 "ガラスを割れ!" (2018)
東京事変 "透明人間" (2006)
SCANDAL "プラットホームシンドローム" (2018)
King Gnu "一途" (2021)
SILENT SIREN "フジヤマディスコ" (2017)
nyankobrq & yaca "twinkle night feat. somunia" (2019)
FUNKIST "Snow fairy" (2009)
スローロリス
ファスト映画なるものが少し前に話題になった。
ファスト映画またはファースト映画は、法律上の権利を無視して諸権利を有しない者により権利者に無断で映画の映像や静止画を使用し、字幕やナレーションを付けてストーリーを明かす短めの動画のことを指す。
引用元:「ファスト映画」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(https://ja.wikipedia.org)
僕は推理小説を全く読まないが三大奇書など、ある程度有名な作品にはそれなりの興味関心がある。本を読む者として内容は知りたいが、時間を消費してまで読みたいとは思わない。そういう時にネットに散らばる考察や解説、ネタバレを読む。
なるほど、ファスト映画を見ていた人達はこういう心理だったのかもしれない。
とはいえファスト映画みたいな薄っぺらい観賞で作品を理解した気になっていると、「本物」や愛好家には見破られて殴られる。焦らずじっくりと作品を代謝するべし。
無料トライアルを終えて Hulu編
観た映画17本の評価と感想。
『タリーと私の秘密の時間』 Rating 4.5
公開 2018年 監督:Jason Reitman
2回目の視聴。出産や育児を美化せず、現実的に描いている。
『キャロル』 Rating 4.5
公開 2015年 監督:Todd Haynes
とにかく煙草が印象的であり、煙草を吸う女性達に惚れる。
『ワンダー 君は太陽』 Rating 4.0-
公開 2017年 監督:Stephen Chbosky
感動ポルノだと言われると何も言えないが、伝えようとしていることは間違っていない。
『ハリー・ポッター』シリーズ Rating 3.5+
公開 2001~2011年
ハッフルパフが空気。
『世界にひとつのプレイブック』 Rating 3.5
公開 2012年 監督:David O. Russell
主人公とヒロインの言い合いが面白く、全体を通して口論が見所。
『アリスのままで』 Rating 3.5
公開 2014年 監督:Richard Glatzer
母親(妻)のアルツハイマーが判明した後の家族それぞれの距離感に差があるのが現実的。
『パーフェクトブルー』 Rating 3.0
公開 1997年 監督:今敏
何が本当で何が嘘かわからなくなる。アニメーションならではの視覚演出。
『ロブスター』 Rating 2.5
公開 2015年 監督:Yorgos Lanthimos
世界観の構築は見事であるが、監督独特のシュールさがイマイチハマらなかった。
『マイレージ、マイライフ』 Rating 2.0
公開 2009年 監督:Jason Reitman
画面だけでは伝わらない、実際に会ってわかる・感じることがある。心変わりが少し急。
『三島由紀夫 vs 東大全共闘 50年目の真実』 Rating -
公開 2020年 監督:豊島 圭介
ドキュメンタリーとしては良かったが、映画にする必要があったのか。
サミュエル A. マーベリック
今年の誕生日、初めて孤独を味わった。
家族以外から祝いの言葉がなかったのだ。もともと友達が少ないからってのもある。毎年欠かさず連絡をくれていた友達からのLINEもその日は来なかった。
これが そうか この掌にあるものが 孤独か
と誕生日の夜、部屋で独り天井を見つめながら呟いていた。
誕生日に連絡が来なかっただけで、忘れられたわけではないことはわかっている。僕の誕生日を知らない人もいるし、覚えていない人だっているだろう。けれどもその日は初めて単なる寂しさを超え、独りだなと思ったのだ。
「一人」と「孤独」は違う。
というのも僕の中では、「一人」というのは例えるなら100人いる空間の中の一人であり、「孤独」は1人しかいない空間の中の一人である。「一人」は一人ではあるが独りではない、「孤独」は一人であり独りなのだ。
「一人」でいるのは好きだが、「孤独」は耐えられない。
全年齢対象
アニメ「鬼滅の刃」を見た。父親が。
普段アニメを全く見ないというのに、すごいや。
近所の幼稚園では「鬼滅ごっこ」が遊ばれている。
「ねー、きめつごっこしよー!」
「ぼく、たんじろー」
「ねずこー!」
楽しそうで何より。
このように幼稚園児から普段全くアニメを見ない大人まで、幅広い年代層から人気を獲得したのがこの作品の凄さである。子供でも理解できるくらい物語や戦闘は単純でありながら、ちゃんと大人でも楽しめるように設定や人間(鬼)模様は複雑であり、登場人物の過去に共感できるようになっている。作者は、単純/一般/明解と複雑/特殊/難解、この両者のバランス感覚に優れているのだろう。
月刊コロコロコミックから週刊少年ジャンプへと乗り換えるように、成長するにつれて「単純で面白い」から「複雑で面白い」へと嗜好は変化しがちである。だが時としてわかりやすくド直球なメッセージが込められたものが欲しくなる。再評価と言ってもいいかもしれない。成長して視点が高く、視野も広くなったからこそ見えてくるものがあるというか。
僕がいわゆる“女児向けアニメ“に惹かれたのもこれが理由かもしれない。
強く、優しく、美しく。