音楽探求 730曲目

2021年から音楽をより楽しむために・新たな曲と出会うために、一日一曲、その曲の好きなところをノートに記録するようになった。しかし、新しく好きになるような曲と出会うのは簡単なことではなく、ストックもなくなり、これからは一日一曲ではなく長い時間をかけて1000曲目までを探すこととなる。

 

K-POPの曲の多くが打ち込みなのはどうしてなのか。ギター、キーボード、ベース、ドラム、ストリングスの生音がなかなか見当たらない。シンセサイザーの音ばかりである。ディスコサウンドテクノポップユーロビートなどをベースにしたリズム重視の曲は世界的に受け入れられやすい傾向にあるが、アコースティックやバンドサウンドの曲がもう少し表に出てきてもよい。

 

クラシックは現代向きの音楽ではない。今はあまりにもエンターテイメントが溢れている。昔は余暇がそれほどなかったから、クラシックが親しまれてきたのかもしれない。とはいえ現代においてクラシックを聴くというのはとても贅沢なことであり、長時間楽しめるという点で他ジャンルと一線を画す。

 

KARA "PANDORA" (2012) 他

高橋優 "現実という名の怪物と戦う者たち" (2011)

春奈るな "君色シグナル" (2015)

Eve "廻廻奇譚" (2020)

魔法使いの夜』より "Five" (2012)

欅坂46 "エキセントリック" (2017)

Asian Kung-Fu Generation "ソラニン" (2010)

Radwimps "前前前世" (2016)

トリプルH/ARB "魂こがして" (2011/1979)

KMM団 "ウィッチ☆アクティビティ" (2014)

水瀬いのり久保ユリカ "動く、動く" (2017)

やくしまるえつこ "僕の存在証明" (2022)

※ 個人の感想です。

※ 基準3.0、加点/減点方式。

※ 同レートに差無し。

 

5.0  『アバウト・タイム 〜愛おしい時間について』

 

5.0- 『1917 命をかけた伝令』

 

4.5+ 『ショーシャンクの空に

4.5+ 『ペンギン・ハイウェイ

 

4.5 『ラスト・サムライ

4.5 『タリーと私の秘密の時間

4.5 『キャロル』

4.5 『魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語』

4.5 『きっと、うまくいく』

 

4.0+ 『ライク・サンデー、ライク・レイン』

4.0+ 『メッセージ』

4.0+ 『最高の人生の見つけ方

 

4.0 『ワンダー 君は太陽

4.0 『ギルバート・グレイプ

4.0 『パーム・スプリングス』

 

4.0- 『インターステラー

4.0- 『ジョー・ブラックをよろしく』

 

3.5+ 『グッド・ウィル・ハンティング』

3.5+ 『ハリー・ポッター』シリーズ

3.5+ 『アイ・アム・レジェンド

3.5+ 『アイズ・ワイド・シャット

3.5+ 『LION/ライオン 〜25年目のただいま〜』

3.5+ 『パプリカ』

 

3.5 『世界にひとつのプレイブック

3.5 『アリスのままで

3.5 『ステイ・フレンズ

3.5 『最強のふたり

 

3.5- 『パルプ・フィクション

3.5- 『2001年 宇宙の旅』

 

3.0 『パーフェクト ブルー』

3.0 『アイ・アム・サム

 

3.0- 『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』三部作

3.0- 『サマーフィーリング』

 

2.5 『ロブスター』

2.5 『グリーンブック』

 

2.0+ 『言の葉の庭

2.0+ 『31年目の夫婦げんか』

 

2.0 『めぐり逢えたら』

2.0 『マイレージ、マイライフ

2.0 『マイ・インターン

よちよち

先日Tシャツを約10枚捨てた。何年間も着てなくてサイズが流石に小さくなったものやもう気に入らなくなった色柄のものなどである。捨ててどうなったかというと、引き出しに余地が生まれたのだ。今までは新しい服を入れる余地がなく、溢れるくらいパンパンに詰まっていたが、ようやくスペースができて綺麗に収納することができた。発見である。

 

服に限ったことではないが、そもそもなぜ更新されないかというとまだ使えてしまうからだ。僕は物を使えなくなるまで使う。例えば靴や靴下は穴が開くまで履き続けるし、鉛筆は鉄臭い補助軸を使ってまで残り2cmになるまで使う。

 

その物が持つ役割を果たせなくなるまで使い続ける。そうしているとだいたいの製品の設定寿命よりも長生きするのだ。だが長生きするのは一種の祝福であると同時に呪いでもある。

 

今回の件で余地というのは大切だなと。捨てることで生まれるのだ。

本に散歩をしてみては?と書いてあったので、数年振りに通っていた小学校中学校を見に行った。

 

小学校は通学していた当時言われていたように、いくつかの遊具がなくなり新しい校舎ができていた。中学校は何も変わっていなかった。校舎の黒ずみが広がっていたから多少は老けたかな。

 

小学校へ向かう通学路は特に懐かしかった。もちろんここ数年で新しい店や家ができていた。けれども友達が住んでたマンションは変わらずそこにあって、道を曲がれば見覚えのある景色があって、たしかここに公園があったよなというところには公園がまだ残っていた。

 

たった2年間しか通っていなかったのにこの懐かしさである。6年間とか通ってた人はもっと感じるのだろう。

 

懐かしさというのは不思議なものである。

竹内まりやの"PLASTIC LOVE" (1984年)などのシティポップを聴いていても湧いてくるのである。僕はそのとき生まれてすらいないのに。

 

懐古するとき何かしら脳からドバドバと出ているのだろうか。快感や興奮とはまた異なる独特の感じがあるような気がする。

音楽探求 599曲目

昨年から音楽をより楽しむために・新たな曲と出会うために、一日一曲、その曲の好きなところをノートに記録するようになった。

 

純粋な弦楽器のストリングス音なのか、シンセサイザで作られたストリングス音なのか、なかなか素人には判断するのが難しい。サンプリングが当たり前となった時代にそもそも聞き分ける必要がないのかもしれないが。とはいえやはりMVやライブで楽器を弾いているのを見ると、アーティストや曲に対してシンプルに信頼できるようになる。

 

記録する曲数が増えるにつれて当たり前だが好みの曲に出会うことは難しくなっていく。少し聴く領域を広げただけでは新しいアーティストや曲が見つからないし、探すのも一苦労。今はだいたいひと月の6日分が自分にとっての新曲、残り24曲が既存曲の記録である。生涯聴いてきた曲の中でおそらく半分はアニソンが占めるのだが、2010年から2012年のアニメのラインアップが今見たらすごかった。アニメを一番観ていた時代ではあるのだが、それにしても豪華な作品ばかりである。

 

羊文学 "光るとき" (2022)

菅原圭 "エイプリル" (2022)

Ado "新時代" (2022)

phatmans after school "ツキヨミ" (2013)

宮本佳那子 "シュビドゥビ★スイーツタイム" (2016)

ClariS "ルミナス" (2012)

ずっと真夜中でいいのに。 "ろんりねす" (2021)

SCANDAL "セラミックブルー" (2020)

Chili Beans. "lemonade" (2021)

School Food Punishment "Futuristic Imagination" (2009)

Earth, Wind and Fire "Let's Groove" (1981)

King Gnu "カメレオン" (2022)

生命を踏む

深かったのである。

何年振りかはわからないが、久しぶりに芝生の上を歩いたらその深さに驚いた。

 

一歩。

二歩。

三歩。

なんなら四歩目以降も驚きが続いた。

 

普段アスファルトやコンクリート等の上を歩いていたから。

その時革靴を履いていたから。

歩き疲れていたから。

なおさら芝生の深さに驚かされたのかもしれない。

 

深いというか柔らかいというか。ふかふか。

 

人工物の上を歩いているときには感じないことだ。

人工物は硬く、薄く、平面的。

対して芝生は柔らかく、厚く、立体的であった。

 

砂浜、泥、芝生、草地、砂利。

自然には踏み心地の異なるものがたくさんある。

それぞれに良さがある。

 

最後にこれらの上を歩いたのはいつだろうか。

 

また歩きに行きたい。今度はできれば裸足で。

無料トライアルを終えて U-NEXT編

観た映画24本の評価と感想。

 

1917 命をかけた伝令』 Rating 5.0-

公開 2019年 監督:Sam Mendes

主人公をひたすら追いかける全編ワンカット風であるからストーリーは良くも悪くも一本道。だがそんなことも気にならないくらい良い映画。凄い映画。

 

ショーシャンクの空に』 Rating 4.5+

公開 1994年 監督:Frank Darabont

概略もあらすじも知らずに観れたらもっと面白かったはず。有名すぎるのは罪。

 

ペンギン・ハイウェイ』 Rating 4.5+

公開 2018年 監督:石田祐康

夏休みの観測と海の中のシーンが良かった、ノートのデザインも良い。

 

魔法少女まどか☆マギカ

魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語』 Rating 4.5

公開 2013年 監督:新房昭之

魔法少女という皮を被った脚本:虚淵玄のSFダーク・ファンタジーである」と考えたらようやく観れるようになった。想定の一歩、二歩先を行くストーリー展開。音楽とデザインも良い。

 

きっと、うまくいく』 Rating 4.5

公開 2009年 監督:Rajkumar Hirani

アイテムや伏線、台詞さえも余すところなく全て回収する気持ち良さ。

 

メッセージ』 Rating 4.0+

公開 2016年 監督:Denis Villeneuve

原作『あなたの人生の物語』ではきっと物理学者や班のメンバーの活躍が描かれているのだろう。映画では描かれていない。

 

最高の人生の見つけ方』 Rating 4.0+

公開 2007年 監督:Rob Reiner

この映画を観て初めて「コピ・ルアク」知った。なぜか「コピ・ルアク」が強く頭に残る。

 

パーム・スプリングス』 Rating 4.0

公開 2020年 監督:May Barbakon

僕が考える「もし自分がループ空間に飲み込まれたらきっとこうする」の答えの一つを映画内でちゃんと実行してくれた。

 

インターステラー』 Rating 4.0-

公開 2014年 監督:Christopher Nolan

科学的考証や映像表現は見事だが、序中盤で物語の全容が良くも悪くも把握できてしまった。

 

ジョー・ブラックをよろしく』 Rating 4.0-

公開 1998年 監督:Martin Brest

冒頭のコーヒーショップと交通事故のシーンが良い。ただ181分は長い。

 

アイ・アム・レジェンド』 Rating 3.5+

公開 2007年 監督:Francis Lawrence

代替エンディングによって設定・伏線・表現が納得できるものになり、メッセージ性が増す。

 

アイズ ワイド シャット』 Rating 3.5+

公開 1999年 監督:Stanley Kubrick

夢なのか、現実なのか。観て面白いというよりは、観た後考察しがいのある映画である。

 

LION/ライオン」 Rating 3.5+

公開 2016年 監督:Garth Davis

子供時代のSunny Pawarの演技が凄い。

 

パプリカ』 Rating 3.5+

公開 2006年 監督:今敏

これは現実なのか夢なのか、「虚構と現実」、境界線の消失、林原めぐみ

 

ステイ・フレンズ』 Rating 3.5

公開 2011年 監督:Will Gluck

なぜかプロスノーボード選手のShaun Whiteカメオ出演している。

 

最強のふたり』 Rating 3.5

公開 2011年 監督:Eric Toledano

面接時に盗んだ卵の置物、このアイテムの役割は?

 

パルプ・フィクション』 Rating 3.5-

公開 1994年 監督:Quentin Tarantino

特別面白いわけでもなく、何も考えなくていいし、何も残らない。それも一つの良さらしいが、個人的には何か考えさせられるもの、何か得るものが欲しい。

 

2001年 宇宙の旅』 Rating 3.5-

公開 1968年 監督:Stanley Kubrick

ツァラトゥストラはかく語りき』。映像だけでストーリーを解釈するには説明が不足している。

 

フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』三部作 Rating 3.0-

公開 2015年〜2018年 監督:Samantha T. Jonhnson, James Foley

原作が官能小説であるから仕方ないのかもしれないが、脚本に問題がある。とはいえ、ただ単純に肉体美を楽しむだけなら悪くはない。

 

サマーフィーリング』 Rating 3.0-

公開 2015年 監督:Mikhael Hers

いつかアヌシー湖に行こうと思う。

 

グリーンブック』 Rating 2.5

公開 2018年 監督:Peter Farrelly

観ていて辛くなる。あらゆる代表的な差別がこれでもかと詰め込まれている。

 

31年目の夫婦げんか』 Rating 2.0+

公開 2012年 監督:David Frankel

結局コミュニケーションの不足が夫婦・カップル間の根本的な原因ってわけ。